第24番  最御崎寺|室戸岬と御厨人窟をめぐるお遍路旅

第23番札所から80キロ弱、四国遍路の中でも屈指の長距離移動を終え
岬の急こう配を登り切った先、室戸岬の灯台のある高台にあるこのお寺は、
弘法大師が修行したとされる御厨人窟(みくろ洞/みくら洞)の近く、
ぐっと坂を上がったところにあります。下記に写真あり。

最御崎寺の境内案内図の看板
室戸岬や室戸岬灯台、最御崎寺までの案内板の写真

四国端っこだけあって車遍路ではずっと海の横を走ります。
観光地がところどころにあり奇岩が目の前で、この辺りの海は、本当に綺麗です。
ここに来るまでの、ドライブコースがたまりませんでした。

階段は登らず、横の側道を歩きます。

珍しいW仁王門

最御崎寺の仁王門の写真

室戸岬灯台まで歩いてすぐ

お遍路のお参りの参拝や感じ方は人それぞれだと思います。
私は各お寺の山門を見るのがとてもワクワクします。海外のように
華やかなものではないけれど、日本のお寺は佇まいが重厚で、
各お寺どんな山門の形かなぁって見るのが楽しいです。

山門から2・3分先にある他所に室戸御崎の灯台があります。

弘法大師ゆかりの 御厨人窟(みくろ洞)

室戸岬には弘法大師が、空海として修業をした御厨人洞があります。
今は道路に面した洞窟ですが、当時は波打ち際で目の前まで海があったと
いわれています。南海地震など大きな地震で隆起して今の標高ですが、
空海が修行した約1200年前には5mは標高も低く海が近かったそうです。
浸食して今のようになって道路ができ保存されています。

弘法大師が修行したといわれる御厨人窟の写真

向かって左側が生活をしていた御厨人窟で、右が修行をしていた神明窟です。
長い時間この洞窟の中で修業を行い、外に出ようと入り口を向いたとき、
洞窟の入り口から光、光芒がさしこみ、入り口の外の景色が、
空と海だけだったそうでそれにものすごく感銘をうけた弘法大師が、
自分の事を空海と名乗るようになったと言われているんです。

御厨人窟の中からの写真

想像してみてください、海がずっと近かったころ、長い修行で目を閉じて求聞持法を行った後、修行を終えて振り返って目を開けたとき、その光芒はもっと眩しかったでしょう。そして見えてきた景色が海と空だけ…空・海・・・
今は駐車場が前にあります (笑) そしてこちらは御厨人窟からです。

最御崎寺を参拝して感じたこと

初めてここを訪れたとき、感じたことです。
私も暗い洞窟に入りお参りを終えて、振り向きこの景色を見て、今まで
空海の足取りをたどってお参りはしているけれど、21番札所の太龍寺でも
舎心嶽で真言を100万遍唱える難行を100日間行ったとか
どこか嘘とは思わないけど、神話のような弘法大師という人物像や物語が
この洞窟に来て初めて、実在するんだと実感というか体感して、
身震いしたのを思い出します。これだけでもお遍路をした甲斐がありました。

そして
お花が好きな人にはぜひ、見てほしい一番右のアオノリュウゼンラン
アオノリュウゼンランの開花写真はこちらで見られます⤴
ご存知ですか???これすごいんですよぉ!!!余談ですが
数十年に1度しか花をつけないって言われている幻の花です。(笑)
私はこういうのも好きなので、巨大な花径が珍しいこの植物は必見なのです。。
そしてこの花が咲いちゃうと株が枯死してしまうので
この子はまだこれからいつか咲くんでしょうね!
見れたらラッキーですよ!!!さいごに、やっぱり遠いですね!完